鍼治療を受ける時期

10年以上前ですが、WHOは顔面神経麻痺に対する鍼灸治療について・・・
まだわからないところもあるけれど効果がある場合もある、という報告を上げています。

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毎日のケアでも書いたように、顔面神経麻痺で一番気をつけたいのは、患部を冷やさずに温めることですが、鍼灸も同じで血流をよくしてくれる効果があるようです。

鍼灸を奨める耳鼻科医もいて、そういう場合は病院での診療と平行して鍼灸治療を受けることになります。

下図で、グラフがぐーんとあがっている時期、それも早ければ早いほど効果があるけれど、水平になった時期に入ると、効果はほとんど望めなくなるようです。

効果があるとはどういうことかというと、グラフが水平になる時期をできる限り早め、その値をなるべく100%に近づける、ということです。

発症期から一年半以上経過していて、水平になっている値が100%に遠ければ、いわゆる陳旧性の麻痺を抱えた、ということになります。

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(↑ 大学病院の資料を拝見して起こしたグラフ。近いうちに書き治しますです)

人によってよく効く人と効かない人がいるようですが、いずれにしても、急性期が終わり回復期に入ったばかりの頃が一番効果があり、回復期に入ってから時間がたてばたつほど、効果は薄れていきます。

良心的な鍼灸院であれば、最初にいつ発症したのかなどの問診がありますし、何回か通って効果が期待できない場合は、これ以上やっても顔面麻痺自体は改善しない、とちゃんと言ってくれます。

ただし、こんなふうに言われた後でも、体調によって麻痺が悪化している時などは調子をよくしてもらうことはできます。

でも、これは体調が戻っただけで顔面神経が修復されて蘇った、というわけではありません。

私も急性期が終わってすぐの二ヵ月ほどは頻繁に鍼灸院に通い、その後は体調が悪化した時の駆け込み寺的に通っていました。

残念ながら顔面神経麻痺は自由診療で保険がきかないところが多いので、一回の施術で5000~6000円くらいです。

私が初期に通った千葉県にある治療院は病院と連携していたため、ラッキーなことに保険適用でしたが、そういうところはなかなかないと思います。

私の経験から言うと、急性期が終わったばかりの回復期の初期であるなら、多少高くても通う価値はじゅうぶんあると思います。

また、鍼に微電流を流して経絡を刺激する施術は、施術を行うタイミングが難しく、後遺症の共同運動の原因になりやすいと言います。
何も問診せずに、いきなり微電流を流す施術を奨めるような治療院は避けたほうが無難だと思います。

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