顎関節のストレッチ 2/1の続きです。口腔外科で教わった、顎の不具合と噛み合わせを整える顎のストレッチ。3パターンあります。
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顎のストレッチ
始めても良い時期や注意点については 顎関節のストレッチ 1 に書いたので、合わせて読むようにして下さい。
限界まで開くことを意識するが、やり過ぎると顎を痛めるので注意!ハードな動きなので、ステップを踏んでじょじょにならすようにします。
*注意 まれに拘縮や麻痺のせいではなく、奥歯に虫歯があった、歯肉炎になっていた、などで腫れているために顎に不調和が出ている場合もあります。顎のストレッチはこれらを治療した後に始めて下さい。
1、両耳の前にある顎の骨の蝶番(ちょうつがい)に当たる凹んだところをそれぞれ中指で軽く押さえたまま、下顎を左右にスライドさせます。
この時下の歯を、上の歯の裏側にこすりつけるようにしながらスライドさせていきます。
右側に限界までスライドさせ、左側も同じようにします。両側やって1回として5回くりかえします。
早く動かさずにゆっくり丁寧にやります。
2、1と同じように両耳の手前の窪みを中指で押さえ、下の歯を上の歯の裏に擦りつけるようにしながら、縦に口を開いていきます。歯が離れて、これ以上は無理という限界まで口を開きます。
なるべく中指が感じる耳の前の窪みが左右同じ感じになるように意識して、ゆっくりと口を開けていきます。
限界まで開けたら1回とし、5回くりかえします。指先に注意しながらゆっくりゆっくり開けます。あまり無理はしないように。
3、最後に問題のあるほうの顎だけをストレッチします。
1と2をやると、開きにくい方の顎がわかると思います。ここでは右側の顎に問題がある場合を書いてみます。
右手の中指を右耳の前の顎の窪みに当て、左手の中指を右側の下の歯に、親指を上の歯に当て、指のスナップきかせて、様子を見ながら口を縦にゆっくりと限界まで押し開きます
限界まで開いた時は、顔の緊張していた部分のこわばりもとれていくのがわかると思います。
指をこういう形にし、中指と親指で押し広げます↓
※ 顎の体操の1~3は順序を守ってやってください。
柔らかくしつつ次の動作に進むため、いきなりハードなものをやると効果がないばかりか危険です。
何回もやり過ぎたり、無理にこじ開けると顎をいためるため様子を見ながら少しずつ行うようにします。
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