治療の流れ(長期 バージョン)

数ヶ月から何年かにわたる治療について、です。

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顔面麻痺の初期治療に関しては、病院や治療院などのHPで詳しく触れられているので、ここでは大まかな流れについて書いてみます。

また、血流障害などの軽いベル麻痺の場合は、希になんの治療もせずに自然に治ってしまう人もいるようです。

 顔が動かない、と気づいたら、まずはすぐに耳鼻科に行き、顔面神経麻痺の種類と原因を判別してもらいます。

この時、ウィルス性なのか血流不全のベル麻痺なのか、末梢性か中枢性かなのかがわかります。

場合によっては血液検査でウィルスの種類を調べたり、中枢性が疑われる場合は脳神経外科に回されます。

 耳鼻科で(脳神経外科など他の科に回された時はそこで)、神経の炎症を抑えるため、点滴や注射による内的治療を受けます。

この時投与されるのは、ステロイド剤とビタミン剤、水疱瘡ウィルス(ハント症候群)やヘルペスウィルスが原因の場合は抗ウィルス薬、などです。

重度によって投与する量も違い入院する長さも違います。

もちろん、日帰りですむ、という人もたまにはいるようですが、一週間以上通うか入院するケースが多いです。

 内服治療を一通り終えたら、なるべく安静にして必要最低限のケア(毎日のケア)をして回復を待つことになります。

積極的なトレーニングはすぐには始めないようにします。

鍼治療を始めるのもこの頃からで、自分の麻痺の重度がどれくらいなのかわかるのもこの頃です。

気になる人はもう一度耳鼻科に行って判定してもらうといいです。

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重度を診てもらい、かなり重くて予後にも希望が持てない、と分かった場合、動的手術という神経を繋ぐ手術を選択することもできます。

ただし、この手術が有効なのは内的治療を終えてすぐのこの時期だけですし、手術ができる病院も限られています。

かかりつけの耳鼻科に紹介状を書いてもらうことが多いと思います。

また手術ですから、なんらかのリスクもあります。

医師によく相談してこのままリハビリに入るか、リスクを覚悟で手術を受けるかよく相談するといいでしょう。

動的手術を受けない場合は、このままリハビリ ( リハビリ トレーニング ) に入ります。

鍼治療やレーザー治療を受けたり、ストレッチとマッサージや積極的に表情を作るトレーニングを、状態を見ながら続けます。

この時期は亜急性麻痺の状態で、期間は人によって千差万別です。2、3カ月でまったく元に戻る人もいれば、何年も続く人もいます。

この回復期にトレーニングやマッサージをしすぎると後遺症の共同運動が残ります。

発症して1年半以上たってもまだ麻痺が残っている場合、その麻痺は亜急性ではなく陳旧性麻痺、と病院では見なされます。

これ以上よくなる見込みは少ない、という定着してしまった状態の麻痺です。

静的手術を受けられるのはこの頃からで、主に顔の外見を整えるための手術です。

ボトックス注射、眼瞼下垂の手術などいろいろありますが、担当する科は形成外科になります。

この手術は保険がきく手術ときかない手術があるため、よく調べてから受けるようにします。

例えばボトックス注射などは、後遺症の共同運動を押さえるため、と解釈されれば保険適用となりますが、単に外見を整えるため、と判断されれば美容整形と同じように保険外扱いになります。

外見だけではなく、日常生活に支障がある、と判断されれば眼瞼下垂手術という保険内の手術も適用されます。

まずは、美容外科のある形成外科で相談するといいでしょう。

完全に陳旧性麻痺になってしまった場合は、日々のケアと表情筋や顎のストレッチ(表情筋のストレッチ 顎関節のストレッチ)を続けていくことになります。

これ以上回復しないからといって放っておくと、筋拘縮がおこり、長い年月をかけて人相まで変わってしまいます。(拘縮をふせぐ1 

ケアの仕方で最良の状態を保つことはできるので、根気よく続けるようにします。
また、鬱病にならないためにも気持ちを強く持って、明るく積極的に行動するように意識しましょう。

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