発症したら耳鼻咽喉科で治療を受けることになります。
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麻痺した箇所や状態によっては脳外科に行くように言われることもありますが、基本的な治療は同じです。
MRIやCTなどの検査を受け、重篤な病気が疑われる場合は血液検査などもします。
顔面麻痺の原因 やおおよその重度が診断されてから、1~2週間の点滴による内服治療に入りますが、入院することもあります。
点滴によって炎症が治まると、その後1、2カ月ほど、ダメージを受けた神経を育てるためビタミンB12などを飲みながら経過観察のため通院することになります。
その後炎症が治まってから、顔の動きを取り戻すためのリハビリに入ります。(毎日のケア リハビリとトレーニング)
点滴の開始が早ければ早いほど、予後の状態もいいと言われますから、とにかく発症したらすぐに耳鼻科に行くことです。
私が顔面麻痺を発症したのは8年ほど前ですが、初期治療は2014年11月現在とまったく同じでした。
それだけ顔面麻痺の初期治療はシンプルと言えばシンプル、逆に言えばそれ以上はとりあえず手の施しようはないということなのでしょう。
同じ程度の顔面麻痺で、同じ初期治療を受けたとしても、何年かたってから、ある人はきれいに治って、ある人はゆがみや共同運動が残っている、という例を何例か見てきました。
予後を左右するのは、もちろん原因や重度によるところが大きいのですが、点滴や注射による内服治療のタイミングと、その後の自己責任によるリハビリとケアも大きく影響する、ということを覚えておきましょう。
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