手術を受ける手順 2/1 の続きです。
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静的再建手術を受ける際の手順 1/2 で静的再建手術を受ける手順について書きましたが、形成外科の医師から、耳鼻科にかかっていた時のカルテなり資料なりを、その耳鼻科からもらって来て下さい、と言われるかもしれません。
もちろん、そうできるならしたほうがいいのですが、当の耳鼻科の医師が資料を出すのを渋っていたり、引っ越し等で遠くなり行けなくなった、耳鼻科とは関係が悪くなっていて敷居をまたげない・・・etcの理由で、そうはいかない場合もあります。
さて、こんな時、どうするか、です。
この時点で、小さなパニックになる人もいるかもしれません。
資料提出の必要がない他の病院に乗り換える人もいるかもしれません。
でも、詳しいデータが必要な手術なのかもしれないし、いろいろ調べて門を叩いた医師である以上そんな理由で簡単に乗り換えるのは愚の骨頂です。
まずは勇気を出してその形成外科に、資料は持ってこれません、ということをその理由を含めて正直に告げることです。
簡潔に話せない、というのならカンペを用意していくといいです。
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まだまだ患者側は、医師に対して言いたいことを言えず、病院から帰って来てから、どうしてああ言わなかったのだろうこれを聞いておけばよかった、とぐちぐち思うのが現状だと思います。
どうしていいかわからなくなって、そのままその病院からフェイドアウトする人もいます。
けれど、相手も実は患者の詳しい情報を知りたがっています。詳しくわかっていればいるほどいい医療を施せるからです。
先の形成外科の話に戻ると、資料はない、と話して多少気まずくなったとしても、いい先生なら、精査し直すなど他の手を考えてくれるはずです。
中には、病院の方針などの理由で、どうしてもそれがないと手術は受付られない、という医師もいるかもしれません。
そうわかった時に病院をかえる事を考えればいいのです。
コミュニケーション能力は高くしておかないと、自分の身は守れません。
段取りは煩雑で面倒ですが、はしょらないでクリアしていくことは、とても大事です。
なんとなく気が引けてしまうという人は、医師への質問や、確かめたいことなどを、メモに書いてもっていくといいでしょう。
手術の執刀医は、術後の経過観察などでけっこう長いつきあいになる人です。
ほんとうのことをきちんと言う、というのは患者としての誠意でもある思います。
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