このサイトでは主に患者の立場から初期治療後のケアの仕方について書いています。顔面神経麻痺は思いの外長期にわたることが多いからです。
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症状が長期にわたると、諸事情からそうしばしば治療院や病院のお世話になるわけにもいきません。
初期治療を除き、重篤な病気が隠れていないかぎりは、(治療院や病院には)行かなければ行かないなりになんとかなりますし、相貌が少し変わっただけで死に至る病でもない、と周囲からの理解も得られにくい面もあります。
慣れてしまえば大したことではない、と思われがちなのです。
けれど実際は、いつもなんとなく目が痛い、食べるのが遅くなる、鼻が乾くつまる、表情に自信がもてないので引きこもりがちになる、仕事のモチベーションは下がる、など日常的な支障を抱えることになります。
健常だった頃に比べ QOL(生活の質)ががたんと落ちるわけです。
数ヶ月ならまだしも、人によっては何年も続くのですからたまったものではありません。
そこでこのサイトでは、このQOLを自力で上げるためにはどうしたらいいか、どうケアしていけばいいか、を書いています。
ケア、リハビリ、トレーニングといった言葉が頻繁に出て来ますが、紛らわしくないように、サイトに出てくる用語について説明しておきます。
ケア・・・取扱い方、対処の仕方。
リハビリ・・・初期治療後、顔面麻痺を抱えたまま送る日々のこと。またはその過ごし方。
マッサージ・・・血行やリンパの流れを促すため、手や器具などを添えて行う動作。
トレーニング・・・手や器具を使わずに顔を自力で意識的に動かすこと、またはそうしようとすること。
ストレッチ・・・関節や筋肉など、表層ではなく深い所にある組織にアプローチすること。
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