なぜハント症候群は再発しやすいのか?

ウィルス性の顔面麻痺にハント症候群があります。
ハント症候群は、再発を繰り返すことが少なくありません。

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なぜハント症候群は再発しやすいのか? 気になったのでちょっと調べてみました。

一度ハント症候群になった人や、子供の頃に水疱瘡にかかった人は皆、弱体化した水疱瘡(帯状疱疹、ヘルペス)ウィルスを体内に飼っています。
このウィルスは普段は静かにしているのですが、加齢や疲労、ストレスなどでからだが弱ると再び活性化して力をつけ、増殖し始めます。

増殖したウィルスが体表にまで溢れてきた状態が、帯状疱疹、いわゆるヘルペスと言われるものです。
ヘルペスは顔だけではなく、胸や首など体の至るところを冒しますが、顔面神経を冒されたものが、ハント症候群というウィルス性の顔面神経麻痺です。

ベル麻痺や手術損傷などは、再発する人は希ですが、重度のハント症候群の場合、一旦よくなっても体内ウィルスが活性化するとまた症状が出てしまいます。
このヘルペスウィルスが厄介なのは、一旦体内に飼ってしまうと、増殖を抑えて弱体化することはできても根絶することは不可能だと言う点です。
だから始末に悪いんですね。

一度ハント症候群になってしまったら、その後は疲労やストレスを避け、からだを健康に保ってウィルスの活性化を抑える、というのが再発させない確実な方法なのですが、生活していれば風邪もひくし、ストレスを避けて生きていくわけにもいきません。

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そこで、ハント症候群の再発予防にも通ずると思われるため、以前NHKの番組でとりあげていた、再発を繰り返す帯状疱疹対策について触れたいと思います。

帯状疱疹(ヘルペス)は、頭、首、脇腹などの皮膚の表面、体の片側に現れるのが特徴で、やはり繰り返す人が多いようです。

ところで、体内にいるヘルペスウィルス(悪さができるほど沢山ではありません。不活性の状態)が潜んで居る場所は、脊椎のすぐ横にある、「神経節」という神経の集計地だそうです。

神経は、脊椎から神経節、神経節からさらに複雑に枝分かれしながら、体表まで分布しています。
この体の奥深くの神経節の中にいたウィルスが、なんらかの理由で元気になって増殖し始め、神経の枝の道を通って体表まで到達したのが帯状疱疹ヘルペスで、顔面神経までくるとハント症候群を発症します。

ですから、なんらかの理由でウィルスが活性化し増殖し始めたとしても、神経節の中に留まっているうちに増殖を抑えられれば、顔面神経麻痺を再発させずに済む、というわけです。

増殖が始まったとしても、体を休めて免疫力を上げ、それ以上のウィルスの増殖を抑えられればいいのですが、現実問題としてそう簡単にはいきません。

神経節の中でウィルスが増殖し始めていることを、自分ではなかなか気づけないからです。

では、どうしたらいいのか…番組では、定期的な抗ウィルス剤の注射を薦めています。 この辺りの事については次回に書きます。

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