ハント症候群の再発を防ぐ 2/2

ハント症候群の再発を防ぐ 1/2 からの続きです。
ハント症候群の再発を予防するには、神経節の中にいるウィルスの活性を抑えておくことが必要です。

前章でも書きましたが、ハント症候群はヘルペスウィルス(帯状疱疹ウィルス)に顔面神経を冒されて発症します。

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このウィルスは、根絶することはできず、一度体内に入ると、体表のずっと奥、脊椎の際の神経の集計地「神経節」の中に常在するようになります。

根絶できないとはいっても、この神経節の中にいるヘルペスウィルス(帯状疱疹ウィルス)の増殖を抑えさえすれば、ウィルスはそれ以上神経を伝って顔面神経にまでやってこれない、つまり、再発もしない、ということになります。
神経節の中で活性化し始めたタイミングに抗ウィルス剤を投与すればいい、というわけです。

問題は、神経節の中のウィルスが何らかの理由で活性化して増殖を始めようとしているそのタイミングを、なかなか自覚できない、という点です。

このため、帯状疱疹(ハント症候群)再発予防として、NHKでは定期的な抗ウィルス剤の注射を打つ予防法を紹介しています。
予防として抗ウィルス剤の注射を打った場合、その効力は大人の場合、一年ほど。つまり、年に一度打っておけば、一年間は増殖を抑えられる、ということになります。

ひとつ押さえておきたいのは、ウィルスによってでてきた症状を抑えるために、抗ウィルス剤を打つ、つまり治療のための投与、はどの科でも普通に行われていますが、予防としての投与はまだ一般的ではないため、内科や耳鼻科ではこの種の注射を打つことを躊躇される傾向にある、といいます。

そのためNHKでは、もし断られた場合は皮膚科に行くことを奨めています。
皮膚科では帯状疱疹予防のためのこの種の注射は一般的になりつつあり、事情を話せば、比較的スムーズに注射してもらえる、とのことです。

ハント症候群のウィルスが帯状疱疹と同じウィルスだという理由から、ハント症候群の再発予防のヒントとして番組の内容を紹介しました。

※注
以上は、NHKで取り上げていた帯状疱疹の再発予防の方法です。
  ただ、帯状疱疹ウィルス以外のウィルスについては、その性質も注射の有効期間も番組では触れていなかったためわかりませんし、顔面麻痺の重度、今まで使用してきた抗ウィルス剤の種類や強度にも個人差があると思います。
 再発予防として抗ウィルス剤の注射を受ける場合は、くれぐれも担当医とよく相談してからにして下さい(^^)

← ハント症候群の再発を防ぐ 1/2

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