してはいけないトレーニング (回復期初期)

顔面麻痺のリハビリとは、炎症して傷ついた顔面神経を修復して健やかに育み、トレーニングなどで表情筋に連動して正しく動くように導いていくことです。
いくつかのすべきことと、してはいけないことがあります。

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すべきことについては、それをいつするかというタイミングと、どの程度するかという強度(頻度)がポイントになります。

マッサージ、ストレッチ、トレーニングに分類されますが、どういう行為を指すかについてはこのサイトの用語について を参照して下さい。

ここでは、ごく初期のしてはいけないことを書きます。

点滴を終えた時点で、病院からは顔面筋のストレッチの仕方を教えてもらったり、マッサージをよくするように、とか、できるだけ鏡を見ながら顔の表情を作るトレーニングをするように、などと言われると思います。

けれどこの時、詳しく丁寧に教えてくれる病院は案外少ないのが実情です。

間違ったやり方をすると後遺症が残るので注意したいところです。

ここではマッサージと表情を作るトレーニング、のしてはいけないポイント、タブーを書いてみます。

マッサージとトレーニングはこの先も長期間続けることになりますが、やり方はここで書くこととまったく同じです。
(詳しいやり方は 表情筋のストレッチ顎のストレッチ 顔のトレーニングいろいろで書いています)

・マッサージについて

点滴終了直後から始めていいが、手に力を入れて強い力で動かさない。顔を押しすぎない。皮膚をなるべくひっぱらない(皮膚をなるべく動かさない)ようにマッサージする。

中指と薬指でくるくると小さな円を描くように当ててマッサージするが、この時大きな円を描くように動かしてはいけない。弱い力で小さな円を描きながら少しづつ移動させるようにする。

力を入れすぎたり動きが大きすぎると後遺症の病的共同運動の原因に。

顔の表面をいたわるように丁寧に。

・表情を作るトレーニングについて

力んで無理に表情を作ろうとしてはいけない。

顔全体を一度に動かそうとしてはいけない。

目なら目、口なら口、とポイントを絞ってゆっくりていねいに動かすように意識する。

意識しても動かない時期は手でひっぱったりして無理に動かそうとしてはいけない。(表情筋のストレッチの場合は別)

私個人の感想としては、この時期(急性期と回復期の中間期間)は顔を温めることと、表情筋のストレッチと、細やかで優しいマッサージだけで十分ではないかと思います。

トレーニングしたところでまだほとんど動かないでしょうし、どうしても乱暴になってしまう人はもう少し回復してから始めたほうが無難でしょう。

保温とマッサージ、表情筋のストレッチだけで、この時期のリハビリの目的は達成できているはずです。

リハビリ生活はその後も長く続きます。各々の詳細は別章(全身のストレッチ筋力強化ケアのポイント)で述べています。

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